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毎日1コマ「鳥獣戦隊ギガレンジャー」を連載しています。 よかったら読んでいってね。 この漫画は鳥獣戯画が元ベースです。 主役はギガレッド。 適当をモットウに描いています。
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文庫本の「“It”と呼ばれた子」を読みました。

これが平積みで本屋に並んでいた頃
表紙の写真がいいなと思って気になっていた。
でも、虐待に関する本だったので
ただ暗いだけだろうか?訴えているだけの体験記だろうか?
だったら嫌だなと思って買うことはしなかった。

でも買った子が近くにいて借りることができたので
しばらく借りていた。(1年間も)
借りたのに読む気がおきなかったのは
現実でもしんどいことやつらいことがあるのに
本くらいは楽しい話を読みたいじゃないか
なんでわざわざ、つらくなりそうな物を読むんだ
という気持ちがあったからです。

1年も借りてて「いいかげん返えさなあかんなぁ」と思いやっと読み始めた。
そして読み出して
幼少期3日
少年期2日
完結編1日
で読み上げた。
読んでよかった。

全体の感想は「弱さは強さだ!」って印象です。
幼少期の話は
現実にはありえないことばかりで
それこそ映画の中の空想の話のようでした。
少年期
現実味があったし18歳までの話なので
ラストは希望にあふれた未来に旅立つ
印象で終わり読み終えて“ほっ”としました。
完結編
今を生きているんだ。
自分ができることをやっている失敗もあるけれど逃げずに受けとめて
それでも前に進むために生きている
という印象を受けました。




これ本をはじめてみたとき自分の気持ちがどん底だったときです。
自分より辛い状況の人を見て“優越感”にでもひたりたいのか?
それとも、辛い体験したんだねって“同情”してほしいのか?
そんあことを考えている自分自身が嫌でまだ読むわけにはいかないと考えてました。
数年経ってやっとどちらでもない
これは体験記で人の人生をカイマみるだけなんだ
優越感も同情も関係ない
別にどちらもこの本は思ってないよと
気持ちに整理がついたので読みました。



読んでよかったです。
全部よんで「いい体験をした」という気分になれました。

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夢を現実にすべく活動しています。
イラストがメインですが
漫画も描きます。
よかったらみていってください。
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